- 何度も言っているのに同じことを繰り返される。
- 返事はするけど、ちっとも聞いていない。
どこの家庭でもよく聞く悩みですね。
夫や子供に自分の言う事が伝わらないと非常にストレスがたまります。
それが日常的に続くとなおさらです。
友人や同僚との間でも以下のような事はありませんか?
- よかれと思って言ったら、相手を怒らせてしまった。
- 身近にどうしても合わない人がいてしんどい。
もし、これらの悩みから解放されたら、穏やかに楽しく毎日を過ごせますよね。
人間関係の悩みが減ると、人生の質が上がります。
例えば以下のような変化が起こります。
- 小言を言うことが減る
- 家族が気持ちよく動いてくれる
- 夫婦の関係性がよくなる
- 親子の関係性がよくなる
- 職場での人間関係がよくなる
今より確実に心が穏やかな生活になると思いませんか?
「性格統計学」を学べば、これらの悩みから解放されます。
この記事では、「性格統計学」をもとに考案された「伝え方コミュニケーション検定」を取得した筆者が、「伝え方コミュニケーション検定」各級の特徴を解説します。
また、最後まで読んでいただくと、自分がどの級の取得を目指すとよいかが分かるようになります。
性格統計学とは
性格統計学は、㈱ジェイ・バンの稲場合真由美さんが考案開発した対人関係の統計学。
16年間で、のべ12万人の統計データをもとに体系化したコミュニケーションメソッドです。
具体的には、人を4タイプ(行動パターン)または2タイプ(自分軸と相手軸)に分け「伝え方・受け止め方・関わり方」の性格のパターンを導きだしました。
文部科学省 調査研究事業でも採用実績があります。
その他では、企業はもちろん病院や警察、保育園などでも性格統計学を使った研修実績があります。
ノンストップやNHK「おはよう日本」でも特集されました。
つまり何が言いたいかというと、ちゃんと信用のおけるメソッドだということです。
ノンストップの放送はこちらから視聴できます。https://saruwaka.jp/s/1600/DY44Mdd4pL6e/42831395
性格統計学は、人を4つのタイプに分けて考えた統計学
性格統計学は、以下の図解のとおり、人を4つのタイプに分けて考えます。
占いとは違うの?人を4タイプに分けるって、血液型みたいであんまり信じられないんだけど。
私もそう思って考案者である稲場先生に直接聞いてみたよ。
占いと違うところは、今、どうすればいいのか解決策があるのが性格統計学なんだよ。
なるほど!でもどうやって直接聞けたの!?
中級講座を受けると、先生と直接セッションができる時間があるんだよ
性格統計学を学ぶメリット
性格統計学を学ぶと得られるメリットを以下にあげます。
- 相手に合った伝え方
- 相手に合ったほめ方
- 相手に合った関わり方
- 相手に合った教え方
- 相手に合った励まし方
これらができるようになると、コミュニケーションの質があがります。
「伝え方コミュニケーション検定」とは性格統計学を元にした検定講座
「伝え方コミュニケーション検定」は、よりよい人間関係を築くため、性格統計学をもとに「相手に響く言葉の選び方」「相手に合わせた受け止め方」を学ぶ検定講座です。
自己肯定感アップ!我が子に合った「ほめ方」がわかる!
伝え方コミュニケーション検定
「伝え方コミュニケーション検定」は初級/中級/上級がある
「伝え方コミュニケーション検定」では人を4つのグループに分けますが、実は4つに分けて考えるのは【上級】からです。
では【中級】は?というと、上級の図解で黄色にあたる「ピース・フレキシブル」と「ピース・プランニング」を分けずに同じ「ピース」として考えます。
つまり、人を3パターンに分けて分析しています。
【初級】では、【中級】や【上級】のように「ピース」「ビジョン」「ロジカル」という分け方はせず、『希望型』『慎重型』として2タイプに分類します。
「ピース」は『希望型』であり、「ビジョン」と「ロジカル」は『慎重型』なので、このような分類になります。
「伝え方コミュニケーション検定」各級の学習内容と期間/料金は?
以下は「伝え方コミュニケーション検定」各級の詳細です。
「期間」は、オンライン動画教材を視聴できる期間となります。
実際に資格取得にかかる期間ではないのでご安心ください。
実際にかかる勉強時間については、個人差がありますが、各級の「視聴時間」を目安にしてください。
最低でも「視聴時間」以上はかかりますが、大幅に超えるほど頭に落とし込むのに時間はかからないでしょう。
初級 | 中級 | 上級 | |
学習内容 | ・話し方と伝え方の違い ・コミュニケーションギャップを知る ・5つの心理法則 ・希望型と慎重型とは 他(動画5部構成) | ・性格の成り立ち ・3つの価値観と人物イメージ ・3タイプには比率がある ・響く言葉響かない言葉 ・パワーバランス ・リフレーミング法 ・家族構成別事例 ・性格統計学の活かし方 他(全16項目) | ・メンタルヘルス研修(30分) ・コミュニケーション研修(90分) ・価値観3分類(全18項目) ・目標行動2分類(全12項目) ・思考2分類(全7項目) |
受講料 | 13,200円 | 33,000円 | 96,800円 |
受講方法 | 動画講座 | 動画講座 | クラウドアプリ「伝え方ラボ」を使った動画講座 |
付加価値 | ・テキストあり | ・テキストあり ・価値観分析レポート3名分つき | ・コミュニケーションアドバイスつき ・性格診断(価値観分析)機能つき |
受講期間 | 3カ月 | 6カ月 | 「伝え方ラボ」12ヵ月使い放題 |
受験方法 | WEB受験 | WEB受験 | WEB受験 |
視聴時間 | 140分 | 170分 | 480分 |
「伝え方コミュニケーション検定」を受けるメリット
「伝え方コミュニケーション検定」を受けるメリットを一言でいうと、人間関係でのストレスが減る事です。
「なんでこの人はこんな事を言うんだろう」と悲しんだり、
「なんで分かってくれないんだろう」と落ち込む事が圧倒的に減ります。
自分の伝えたい事も、相手に伝わりやすくなります。
「自分と他人の考え方は違う」
頭では分かっていても、人から言われた言葉に悲しんだり頭にきたりしますよね。
自分と違うタイプの心理が分かれば、必要以上に落ち込まなくなります。
合わない人の事も「自分とはタイプの違う人」といった視点で見れるので、人を嫌いになる事も減ります。
初級/中級/上級のどれを受講すればいいの?
いちばんコスパが良いのは「伝え方コミュニケーション検定」【中級】
実は、受講内容と費用面から一番おすすめしたいのは「伝え方コミュニケーション検定」【中級】です。
なぜ中級がおすすめなのか?
それは、伝え方コミュニケーション検定の真髄が「ピース」「ビジョン」「ロジカル」に分けて考えるところにあると思うからです。(真髄とは、物事の本質、その道の奥義の事)
「ピース」「ビジョン」「ロジカル」とタイプ別に学べるのが中級以上だからです。
それに加えて中級はコスパの面で考えても一番メリットを感じます。
大きなポイントは以下です。
- 考案者の稲葉先生に直接質問できる、オンラインフォロー講座が2回分ついている
- 3人分までの、価値観分析シートが無料でもらえる(4人目からは有料で取り寄せ可能)
これらは、初級にはない特典です。
考案者じきじきに質問できるのは、またとないチャンスです。
価値観分析シートとは、生まれ持った性格が「ピース」「ビジョン」「ロジカル」どのタイプかを生年月日から診断し、レポートにまとめたものです。PDFで送ってもらえます。
誰を診断してもらうかは自由ですが、家族がどのタイプかを診断してもらうと非常に参考になります。
中級を学ぶ事でより一層相手に合わせた言葉選び、相手に合わせた受け止め方ができるようになります。
いきなり中級がおすすめなの?初級から段階的に学習したいな。
中級を申し込めば初級の教材もセットでついているんだよ。
そうなんだ!じゃあ初級からチャレンジすればいいんじゃ・・・
中級を申し込むと、初級の内容も勉強できて、試験は初級をパスできるから効率がいいよ。資格を網羅的に学べて中級資格が取得できるのは大きなメリットだね!
でも忙しくて時間もあまりないし、いきなり中級は不安だな。初級から試してみたいけどだめ?
もちろん初級から受けても学びは大きいよ。
よかった!でもあっさり合格してしまったら最初から中級にしとけばよかった。って後悔するのも嫌だな。優柔不断な私。。。
その場合はステップアップ制度を使うといいよ
「伝え方コミュニケーション検定」【初級】【中級】【上級】までで、一番コスパがいいのは【中級】です。
ですが、できるだけ安く「性格統計学を学んでみたい」「伝え方コミュニケーション検定を受けてみたい」と考えているなら、まずは初級を受けてみるといいと思います。
初級で学ぶ『希望型』『慎重型』の概念を知るだけでも実生活には生かせます。
ここからは、初級をおすすめする場合について解説していきます。
「伝え方コミュニケーション検定」【初級】をおすすめするパターン
「伝え方コミュニケーション検定」【初級】をおすすめするのはこんな人です。
- 性格統計学に興味はあるけど、勉強する時間があまりない
- まずは初級から試してからその先に進むかどうか決めたい
- なるべく費用をかけたくない
「伝え方コミュニケーション検定」【初級】で学べる事
伝え方コミュニケーション検定【初級】では、人を『希望型』と『慎重型』の2つに分類して考えます。
動画教材を使って、実際に自分が『希望型』と『慎重型』どちらなのかを知ることもできます。
- 精一杯頑張って(希望型の人に響く言い方)
- 悔いのないように頑張って(慎重型の人に響く言い方)
「どっちの言い方で言われた方があなたは響きますか?」という問いかけに対し、参加者は2つの意見に分かれました。
「悔いのないように」と言われると、応援されている気持ちにはならない。むしろ助言されているような気持ちになる。
「精一杯頑張って」は全然響かない。だって精一杯頑張るのは当足り前でしょ?
精一杯頑張った上で「悔いのないように頑張る」もの。
このように同じ言葉でも『希望型』/『慎重型』2つのタイプでは全く感じ方が違う事が分かります。
『希望型』タイプに響く言葉、『慎重型』タイプに響く言葉を、うまく使い分けられるようになると、
真っ先に効果を実感できるのが、家庭での子供の変化です。
子供は素直だから効果てきめん
- 間に合うように準備しよう
- 遅れないように準備しよう
兄弟でも『希望型』と『慎重型』の子では伝え方を変えないといけません。
その子に響く言い方で伝えられると、面白いくらいやる気スイッチが入ります。
「うちの子、何度言ってもなかなか動いてくれなくて…」と悩んでいる場合、
もしかするとお子さんに響く声かけとは逆の声かけになっているかもしれません。
「伝え方コミュニケーション検定」【中級】で学べる事
「伝え方コミュニケーション検定」【中級】では、「ピース」「ビジョン」「ロジカル」の3タイプに分けて考えます。
3タイプ別に、「響く言葉」「響かない言葉」や、「価値観の特徴」「タブー」を学びます。
【初級】の時より更に細分化されるので、具体例でも腑に落ちる場面が多いでしょう。
ちなみに「価値観分析シート」によると、私は「ロジカル」で夫は「ピース」でした。
また、私は「もしこうなった時の為に」という思考をし、夫は「まだ起こってもいない事を今から考えるな」という思考をするタイプです。
悪い事態になることを、わざわざ想定して動きたくはないね。無駄。
事が起きてからどうすればいいか考えていたら、対応できないリスクがあるじゃない。
事前に起こりうることを想定して、対策をしておかなくちゃ。
はぁ~、疲れる。。。
これは完全に「ロジカル」と「ピース」の特性でした。
『慎重型』の「ロジカル」と、『希望型』の「ピース」だから、こういうズレが生じていたのです。
それを知った事で、今まで「何で理解してくれないの?」と思っていたことも、夫に腹を立てずに受け入れられるようになってきました。
私が「ピース」の特性を理解したからです。
価値観分析シートをもらった事で、家族のタイプをはっきりと知れて非常に役に立ちました。
価値観分析シートは初級ではもらえないのも、中級をおすすめする理由だよ
「伝え方コミュニケーション検定」【上級】について
初級、中級に合格したけどもっと学びたい!!と思えば、受講費の差額を払うだけで上級を受講することも可能です。(ただし、10日以内に限る)
個人的には、「ピース」「ビジョン」「ロジカル」に分類してそれぞれの特性を学べる事が、「伝え方コミュニケーション検定」の一番の醍醐味だと思っています。
そういう意味では「ピース」を更に2つに分類して「ピースフレキシブル」「ピースプランニング」「ビジョン」「ロジカル」の4タイプを学べる上級が一番学びが深くておすすめ。と言いたい所ですが、ここで一つ懸念点があります。
それは、「上級を取得しても人に教える資格ではない」という点です。
価格面で、中級と上級では差額が63,800円もあります。
上級まで網羅的に学んで費用もかけるなら、講師として資格を活かす道も選択肢に入れておきたいところですよね。
どうすれば講師になれるの?
講師になるには、「マスターコース」を受講する必要があるよ。
人に教えたい場合は、上級の先にある「マスターコース」に申し込む必要があります。
伝え方コミュニケーション検定は初級から積み上げなくても、どの級からも受講できます。すなわち、いきなりマスターコースを受ける人もいるという訳です。
上級を学ぶくらいの意欲興味がある場合、自分が学ぶ為に受けるなら【上級】、人に教える目的があるなら【マスターコース】を目指すのもありですね。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
https://j-ban.com/
「伝え方コミュニケーション検定」は費用内容共に圧倒的に中級がおすすめ!!
「伝え方コミュニケーション検定」を受けようか迷っているなら、【中級】が圧倒的にコスパがいいです。
理由は、初級と中級で学べる内容の差と費用の差です。
費用面から一歩が踏み出せない人には、初級からチャレンジしてみてもよいと思います。
まずは初級を受けてみて、先に進むかどうかを判断するのもいいでしょう。
先に進みたいと思った場合は、ステップアップ制度を使って差額支払いのみで、中級へ進む事もできます。
しかしステップアップ制度は、「各級申し込みから10日以内にグレードアップしたい級に申し込みをする」という、条件があります。
10日以内と短い期間で再度申し込みする手間を考えたら、やはり最初から中級を受講するのが一番でしょう。